開催概要・スケジュール
北九州市域の大学・企業などの研究成果・活動内容を広くPRし、産と学の出会いの場を提供することで、産学連携を強力に推進します。これにより、付加価値の高い新技術・新産業を生み出すイノベーション創出活動を加速させ、暮らしと産業の持続的な発展による地域社会の活性化を目指すものとします。
日程 | 平成28年10月20日(木)・21日(金) |
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会場 | 北九州学術研究都市(福岡県北九州市若松区ひびきの) |
主催 | 北九州学術研究都市産学連携フェア実行委員会、 公益財団法人北九州産業学術推進機構〔FAIS〕 |
後援 | 一般社団法人九州経済連合会、 一般社団法人北九州中小企業団体連合会、 九州電力株式会社北九州支社、日本経済新聞社西部支社、 野村證券株式会社北九州支店、株式会社日本政策投資銀行、 福岡ひびき信用金庫、株式会社西日本シティ銀行、株式会社福岡銀行、 株式会社北九州銀行、株式会社みずほ銀行、株式会社三井住友銀行、 学術研究都市ファンクラブ「ひびきの会」、 九州半導体・エレクトロニクスイノベーション協議会、 九州地域環境・リサイクル産業交流プラザ(K-RIP)、 九州地域バイオクラスター推進協議会、 九州イノベーション創出戦略会議、 福岡県ロボット・システム産業振興会議、 AIR STATION HIBIKI株式会社 |
主な事業内容
基調講演《北九州学術研究都市会議場》
- 日時:平成28年10月20日(木)14:00~14:40
- 会場:会議場
- 定員:500名
- 参加:無料
テーマ
北九州学術研究都市のこれから
~15年の歩みと今後の展望~
講師
(公財)北九州産業学術推進機構 顧問
國武 豊喜
(公財)北九州産業学術推進機構 顧問
國武 豊喜
講演主旨
北九州学術研究都市(学研都市)は、「アジアに開かれた学術研究拠点」及び「新たな産業の創出、技術の高度化」を目指し、理工系の国・公・私立大学や研究機関が一つのキャンパスに集積するという独自の試みとして、平成13年4月に設立された。
現在、進出した大学が北九州学術研究都市の理念を共有して、環境技術をはじめ、時代が求めこれを先取りした活発な教育研究活動を展開している。
今回の講演では、これまでの学研都市の歩みを振り返り、第4次産業革命を迎えての地域産業のあり方や地域社会の方向性について提言する。
略歴
(公財)北九州産業学術推進機構 顧問
現職としてその他に、九州大学高等研究院特別主幹教授、理化学研究所基幹研究所名誉研究員、株式会社ナノメンブレン代表取締役。ペンシルバニア大学大学院化学専攻博士課程修了。(公財)北九州産業学術推進機構理事長、北九州市立大学副学長、九州大学教授、同工学部長なども歴任。専門分野は高分子化学、分子組織化学。
特別講演《北九州学術研究都市会議場》
- 日時:平成28年10月21日(金)13:00~14:00
- 会場:会議場
- 定員:500名
- 参加:無料
テーマ
生きることを基本に置く社会を
講師
JT生命誌研究館 館長
中村 桂子 氏
JT生命誌研究館 館長
中村 桂子 氏
講演主旨
「人間は生きものであり、自然の一部である」。地球上に最初の生命体が誕生したのが38億年前、そこから数千万種とも言われる多様な生きものが生れ、生態系をつくっている。人間はその中の一つである。
科学技術を進展させ、便利さを求めてそれを進歩と呼んだ近代文明は300年ほどの歴史を続けてきたが、ある行き詰まりを見せている。70億人という人口を抱えながらこのままの成長路線を続けることはできない。これまでの歴史を否定することなく、しかし、38億年というより大きな時間の中で科学技術のあり方、私たちのもつ価値観を考え直してみることで、新しい展開を考えてみたいと思うのである。
生きものには継続のためのさまざまな知恵が見られるのでそこに学びながら、新しい価値観の下での社会のありようを探ってみる。子の時代、孫の時代、ひ孫の時代・・・皆が暮らしやすい社会が続くようにと願いながら。
略歴
JT生命誌研究館館長
東京大学理学部化学科卒業、東京大学大学院生物化学専攻博士課程修了(理学博士)。
国立予防衛生研究所、三菱化成生命科学研究所人間自然研究部長、早稲田大学人間科学部教授、JT生命誌研究館副館長を経て現在館長。東京大学先端科学技術研究センター客員教授、大阪大学連携大学院教授も歴任。
展示会の開催 《北九州学術研究都市各施設》
- 日時:平成28年10月20日(木)・21日(金)10:00~17:00
- 会場:北九州学術研究都市 体育館および技術開発交流センター
FAIS各センター(半導体・自動車・ロボティクス分野)や進出大学等の研究成果を実演やパネル展示等により紹介します。
セミナーの開催《北九州学術研究都市内の研修室 等》
- 日時:平成28年10月20日(木)・21日(金)10:00~17:30
- 会場:北九州学術研究都市 各施設
次世代の新産業創出につながる先端的な技術開発の現状を様々な分野から紹介するセミナーを開催します。
見学ツアー
- 日時:平成28年10月20日(木)
- 内容:学研都市見学ツアー、ラボ見学ツアー
大学の研究室を見学できる「ラボ見学ツアー」や「学研都市見学ツアー」などを実施し、大学の産学連携に関する取り組みや特徴のある研究内容・研究施設を紹介します。
交流パーティ《北九州学術研究都市カフェテリア》
- 日時:平成28年10月20日(木)17:45~19:00
- 会場:北九州学術研究都市 カフェテリア
展示会やセミナー等の終了後、大学や企業関係者がお互いのニーズやシーズについて意見交換し、新たな産業につなげていく交流の場として開催します。
同時開催《各研究機関主催のセミナー・シンポジウム等》
国立高専4高専専攻科学生研究発表会
- 日時:平成28年10月21日(金)10:00~12:00
- 会場:北九州学術研究都市 会議場イベントホール
- 主催:北九州工業高等専門学校、宇部工業高等専門学校、有明工業高等専門学校、久留米工業高等専門学校
近隣の4つの高等専門学校の専攻科生が取り組んでいる研究内容をポスターで紹介します。発表会は、A:環境・資源・材料、B:エネルギー応用・創生、C:機能・情報デザインの3つの生産のステージ別で行われ、機械・電気電子・制御・情報・物質化学分野等の多岐にわたります。技術者の卵の発表にご期待ください!
若手研究者のためのポスターセッション
- 日時:平成28年10月21日(金)10:00~12:00
- 会場:北九州学術研究都市 会議場イベントホール
- 主催:石油学会ジュニアソサイアティ(JPIJS)
- 協賛:触媒学会、化学工学会九州支部若手エンジニア連絡会(Q・NET)
本ポスターセッションでは、若手研究者、特に大学学部生・大学院生の研究活動に対する啓発を目的とし、産業界や学術界からの来場者と研究発表を通して交流・意見交換を行います。