第16回産学連携フェア 第16回産学連携フェア

第16回産学連携フェアポスターデザイン

ポスターデザイン公募の受賞者が決定しました!

この度、第16回産学連携フェアポスターデザインを福岡県内に在籍する大学生等を対象に募集いたしました。

総応募数69点の内、産学連携フェア実行委員・事務局及びアドバイザー※にて第一次審査、第二次審査を行い最優秀賞(1点)、優秀賞(2点)、入賞(4点)を決定しました。

たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。

※アドバイザー・・・ デザインの専門家の意見を取り入れるため、北九州総合デザイナー協会理事の山根修平氏をアドバイザーとして審査にご参加頂きました。各受賞作品へのコメント・全体の総評を掲載しています。

最優秀賞(1点)

福間 彩未

麻生情報ビジネス専門学校 北九州校 CGクリエータ科

作品タイトル

「enjoy!!」

作品コンセプト

「enjoy!!」楽しんで!!という思いを込めて描きました。
色数を多くして鮮やかに仕上げました。

最優秀賞 福間 彩未 様

アドバイザーからのコメント
  • 人の手を用いたことがビジュアルに温かみをもたせ、これまでになく柔らかい印象となっており、カラフルな色使いとともに親しみやすい作品。
  • 日付が大きく配されているのも○。

優秀賞(2点)

江藤 匠

日本デザイナー学院 グラフィックデザイン科

作品タイトル

「プラグイン」

作品コンセプト

知をインプットし、技術でアウトプットする様子をあらわしました。

優秀賞 江藤 匠 様

アドバイザーからのコメント
  • 歯車や電球をモチーフとした作品が多い中、プラグというアイデアが目を引いた作品。
  • 余計な素材を使わずシンプルにまとめているのが好印象。

東條 裕太郎

北九州市立大学大学院 国際環境工学研究科 環境工学専攻 建築デザインコース

作品タイトル

「『発明』へと刻む」

作品コンセプト

知と技術の融合は何をもたらすのだろうか?
人間が時間をかけて知恵を絞り、時計の針は発明(invention)の瞬間まで時を刻んでいく。今回で16回目となる産学連携フェアはそうした時間場所の集積であることを表現したかった。
オリジナリティとしては「知の象徴」として様々な解釈を持つリンゴと「技術の象徴」としての懐中時計を融合させたデザインへと刷新した。産学連携フェアの既存にとらわれない発展を願ってのデザインである。

優秀賞 東條 裕太郎 様

アドバイザーからのコメント
  • 「知と技術の融合」がビジュアルに集約されていて、オリジナリティを感じた作品。
  • 色使いもうまくまとまっています。

入賞(4点)

市川 雄大

麻生情報ビジネス専門学校 北九州校 CGクリエータ科

作品タイトル

「閃き」

作品コンセプト

閃きを実現することの出来る技術と、それを最後まで諦めない向上心を表現しました。
タイポグラフィックに力を入れ作成致しました。

入賞 市川 雄大 様

アドバイザーからのコメント
  • イベントタイトルにイラストを組み込んだタイポグラフィが○。
  • レイアウトもバランス良く仕上がっていてわかり易い紙面。

大曲 ひかる

日本デザイナー学院 グラフィックデザイン科

作品タイトル

「点灯」

作品コンセプト

電球(発明・発想)に光を灯すには「知」と「技術」どちらか片方でも欠けてはならない…とういうものを図にし、ポスターにしてみました。
「知」と「技術」が融合し1つとなることで回路として動き出す、そんなコンセプトになっています。

入賞 大曲 ひかる 様

アドバイザーからのコメント
  • 電球をモチーフにした作品は多くあったが、フィラメント部分にまで着目したアイデアは、他にはないオリジナリティがあり○。
  • シンプルで綺麗にまとまっています。

原田 雄太

日本デザイナー学院 グラフィックデザイン科

作品タイトル

「共同開発」

作品コンセプト

知(ハッソウ)を電球という物におきかえ、それを技術者がつくっていくという意味をこめてデザインしました。
タイトルロゴも連帯感を出しました。

入賞 原田 雄太 様

アドバイザーからのコメント
  • ビジュアルとポスターとしての情報が最低限の要素でシンプルに表現されていて素直な印象を受けました。

内田 夢人

麻生情報ビジネス専門学校 北九州校 CGデザイン科

作品タイトル

「脳は閃きの宝箱」

作品コンセプト

「知」と技術の融合ということなので、知(脳)から様々な技術が生まれるというのをあらわしました。
カラフルに派手に目につくようなデザインにしました。

入賞 内田 夢人 様

アドバイザーからのコメント
  • とにかくインパクトのある作品。よく見ると少しホラーテイスト?

アドバイザーによる総評

昨年に比べ応募総数は少なくなりましたが、全体的な作品のクオリティは高くなっていて、どれも見ごたえがありとっても楽しい審査となりました。

また、これまでどこか重厚で暗い印象の作品が数多く出品されていましたが、今回はカラフルなものや温かみのあるデザインが多かったことが印象的でした。どちらかが良いというものではありませんが、応募される作品の幅が広がったことは、公募をした甲斐があったと言えるのではないでしょうか。

毎年同じテーマで作品を公募しているのですが、今年も電球や歯車といったおなじみのモチーフが多く、似通ったデザインが多く応募されていました。募集の方法にも一考の余地がありますが、応募される学生さんもこれまでにないアイデアに挑戦してみてはいかがでしょうか。また、「アイデアや絵柄はいいのに文字(日付や開催場所)が小さくて見難い」など、勿体ない作品がちらほらありました。ビジュアルだけにこだわらず、ポスターとして「情報を伝達する」という機能まで考えられた作品が集まるといいですね。

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第16回産学連携フェア『知と技術の融合』
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